大竹英洋さんスライドトークショー

9月23日全日本写真連盟『彩ガールひろしま』主催で大竹英洋さんのスライドトークショーが行われました。
最近、様々なメディアで取り上げられているので知っていらっしゃる方も多いと思いますが、非常に刺激的な写真とお話でした。

オオカミに会いたくて旅を始められたという大竹さんが、ついにオオカミに出会ったときの瞬間には感動で鳥肌が…。

なんて自然って大きいんだろう。
自然の中で生きている動物たちの命やサイクルを感じ、その偉大さ、愛しさに思わず涙ぐんでしまいました。

なにより同じ地球とは思えないような壮大な自然の写真に息を呑み、その美しさに恐怖さえ感じます。

自分は、なんて小さな枠の中で動いているんだろう。
大自然の中、何週間もキャンプをして動物たちとの出会いを待つ生活を18年間続けていらっしゃる大竹さんのお話に大きな衝撃を受けました。
こんなところで立ち止まり、途方に暮れている間にも時間は過ぎている。
自分の悩みが、生活が、人生が、本当にどうでも良いほど小さな事のように思えてきます。

行ってみたい。自分は知らないことが多すぎる。
この地球に生まれて、何も知らずに死ぬのはもったいない。
いつか必ず、この目で見たい。

久しぶりに身震いするような興奮を覚えました。

打ち上げは、全日本写真連盟の小杉さんとスタッフの4人で弁べえさんへ。
大竹さんが「美味しい」と言われた、うにホウレンと牡蠣のバター焼き。

ウニホウレンと牡蠣のバター焼き

引き込まれるようなスライドトークだったので、思わず私が長年抱いていた思いの一つ
『小児病棟の子供たちに世界を届けたい』というお話をしてしまいました。
小杉さんも大竹さんも、是非やりましょう。と言ってくださり
諦めかけていた気持ちが再燃。

8年前、小児癌に苦しんだ私の娘も21歳。
1年近く付き添った病棟で、たくさんの子供たちの命が消えていくのを見ました。

今でも毎朝、あの病院の部屋を思い出します。
カレンダーの「写真」を見て、治療に励んでいた親子の姿。
「この海の写真の月になったら、1週間外泊できるからね。」
「お母さん、この海はどこ?行ってみたい。」
「どこかなあ、ハワイかな?」
「行ってみたい!」
「行けるよ。来年は。」

その翌年、この世を去った女の子。
でも、その一瞬に女の子は夢を見ることが出来たと思います。

今でも何か病院に忘れ物をしていると感じる毎日です。
まだ娘が病室で待っているような、焦りのような罪悪感のような気持ち。

子供たちに大竹さんのスライドトークを見せて、聞かせてあげたい。
私の「忘れ物」は、そのことのような気がしてしまうのです。

2017-09-25 | Posted in BlogNo Comments » 

関連記事

Comment





Comment



%d人のブロガーが「いいね」をつけました。